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画面上での色調補正結果を反映してラスターをエクスポートする場合
ラスターをインポートまたはエクスポートする他のツールと異なり、[ラスターのエクスポート] ウィンドウでは、【中略】現在のレンダリングの使用【中略】も行えます。
ArcPyではどうやればいいのか?
→ 無理そう
Export Raster with Applied Color Ramp with ArcPy
Is there a way to programatically force RGB (3 bands) in a raster with arcpy?
I got some help from an ESRI employee. Apparently there isn’t a Python method available to accomplish this, but you can export a Raster and force RGB through ArcObjects (IRasterLayerExport Interface).
モザイクデータセットを使えば出来るかも?
→ 似たようなことはできそうだけど、[ラスターのエクスポート]ウィンドウでやれることと同じにはならなさそう。
モザイクデータセット
モザイク データセットは多くのパーツから構成されています。
【中略】
テーブル内の各ラスターのカラー マッピングを定義するカラー補正テーブル (オプション)
モザイク データセットは、境界線、フットプリント、およびイメージの 3 つのレイヤーから構成されます。
手順
- モザイク データセットの作成
- モザイク データセットにラスターを追加 (Add Rasters To Mosaic Dataset)
- ピラミッドと統計情報の構築 (Build Pyramids And Statistics)
- 統計情報が未作成の場合に、実施する必要がある。
- これと似ている「統計情報の計算 (Calculate Statistics)」ではダメな模様。次の「モザイク データセットのカラー調整 (Color Balance Mosaic Dataset)」がエラーになる。
- モザイク データセットのカラー調整 (Color Balance Mosaic Dataset)
- モザイク データセット アイテムのエクスポート (Export Mosaic Dataset Items)
モザイク データセット内の処理済み画像のコピーを、指定のフォルダーに指定のラスター ファイル形式で保存します。
【中略】
画像は、関数チェーンのすべての処理が適用されてからエクスポートされます。アイテム レベルでの関数チェーンのみが適用されます。モザイク データセット レベルでの関数チェーンは無視されます。このツールは、未処理のソース画像をエクスポートしません。
その他
モザイク データセット プロパティの設定 (Set Mosaic Dataset Properties)
color_correction(オプション)
モザイク データセットのカラー補正を有効化します。
・NOT_APPLY —カラー補正をオフのままにします。これがデフォルトです。
・APPLY —モザイク データセットに対して設定されているカラー補正を使用します。
ArcGIS Desktop 10 のお勧め画像機能:処理編 その6
色の調整など細かい設定を行いたい場合は、以前のバージョンと同じように、[データ管理 ツール] → [ラスタ] → [ラスタ データセット] → [モザイク] または [新規ラスタにモザイク] ツールよりパラメータを設定して実行してください。