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WordPress からのメール送信を有効化する

WordPressの管理者メールアドレスを変更しようとすると、確認のために新アドレスと旧アドレスにメールが送られるようになっています。新アドレスの方で受信したメール内のリンクをクリックするまで、アドレスは変更されません(下図参照)。ところが、一向にメールが届かなくて困ってしまうケースがあります。
WordPressはメール送信手段をいくつか持っており初期状態ではPHPによる送信になっているようですが、PHPやWordPressのバージョンや証明書のセキュリティ等の影響で、メール送信がうまくいかないことがあるためのようです。
そこで、メール送信が行えるように設定を行っていきます。

新アドレス入力前
新アドレス入力後

SMTPサーバを用意(今回はGmail)

今回は、外部のSMTPサーバ経由でWordPressからメール送信するようにします。SMTPサーバにはGmailを使うことにします。

まず、Gmailの設定画面でIMAPを有効化します。

「設定手順」のリンク先にSMTPサーバとしての情報が記載されており、後でこれをWordPressに設定するためメモしておきます。

送信メール(SMTP)サーバー smtp.gmail.com
SSL を使用する: はい
TLS を使用する: はい(利用可能な場合)
認証を使用する: はい
SSL のポート: 465
TLS / STARTTLS のポート: 587

他のメール プラットフォームで Gmail のメールをチェックする

SMTPサーバの認証パスワードもWordPressに設定するのですが、Googleアカウントに2段階認証を設定してある場合には、アプリパスワードを生成してそれをWordPressに設定する必要があります。
Gmailの画面からGoogleアカウントの画面へ行き、アプリパスワードを生成します。

とりあえず「その他(名前を入力)」を選んで適当な名前をつけ、パスワードを生成します。選択肢や名前は何でも構いません。

生成されたパスワードを覚えておきます。

SMTP情報をWordPressに設定

WP Mail SMTPプラグインを有効化します。

送信元アドレスは先程のGmailのアドレスで問題ありません。

メーラーは「Other SMTP」を選択します。
ところで、SMTPサーバとしてGmailを使うなら「Gmail」を選択すればよいのではと思いますが、便利さの反面API制限等あるようで使うにはコツがいりそうなので、今回はシンプルに「Other SMTP」の方にします。
また余談ですが、選択不可になっているメーラーについてはプラグインをProバージョンにアップグレードすると使えるようになるようです。

Gmailのページに表示されていた情報に沿って入力します。

テストメールを送信

設定を変更し終わったら「Email Test」でテストメールを送信します。無事にメールが届けば完了です。

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